関東地方も梅雨が明けたようで、からっとした気分になるかなと思ったら、この
ニュースで、またもやもやとした気持ちになってしまいました。
旧日本長期信用銀行の粉飾決算事件で、最高裁判所は18日、執行猶予付き
有罪とした1、2審判決を破棄、元頭取ら3人に逆転無罪を言い渡した。
逆転無罪判決の理由は、
旧大蔵省が示した当時の不良債権の厳格査定のための新基準は、曖昧な基準
であったため、長銀が関連ノンバンクに対する貸出金の資産査定に従った処理を
求められたかどうかは不明確であること。
長銀の会計処理は、他の多くの銀行も採用しており「公正なる会計慣行」に反す
るものではない。
というものでした。
しかし旧長銀が破綻したことは事実であり、破綻させた経営責任も元頭取らに当
然あると考えます。
ところがこの判決で、反故にされてしまったわけです。
さらに、金融当局も監督責任を取らないし、当然政府も何ら責任を取るつもりはない。
ということは、結果的に政府が国民をごまかして、政府に8兆円という莫大な税金を
使い果たされてしまったわけで、国民が責任を負ってしまった格好である。
元頭取ら3人が有罪になれば気持が収まるのかと聞かれれば、そんなことは決して
ありませんが、何とも気持の持っていき様のない幕引きでした。





